モーニング娘。1、2期メンバーの 写真集

99/12/10 安倍なつみ 「ナッチ」



安倍 なつみ

撮影:野村 誠一

1999年12月10日発行
2,625円
発売元:アップフロントブックス

1999年の安倍さん、17歳です。
もうプロの顔になっています。
優しげな顔立ちとか、すずやかな目許など、自分の魅力を分かってきているようで、
前2作の、はずかしそうな、ぎこちないような感じは消えています。

モー娘。初のソロ写真集ということで、製作者側に余裕というか遊びが無い感じです。
安倍さんの良い表情ばかりを集めてあって、却って単調なきらいがあります。
はしゃいでる、笑っている、こけている、
自然な様子の絵があって欲しいというのが感想です。
(040125)


01/08/24 中澤 裕子 「feather」

中澤 裕子

撮影:OGATA masashige
2001年09月10日初版発行
2001年08月24日発売
2,415円
発売元:ワニブックス

殆どのメンバーは、中澤さんよりかわいいですが、
美人という点では、中澤さんに一歩を譲らざるをえないと思います。
学校で人気のかわいい子 対 町で評判の美人。

でも、にこにこし過ぎ、色っぽい写真は半端。
多分、中澤さん本人が照れてしまって、徹し切れていないのでしょう。
美人振りを窺わせるのは、最後の方のモノクロの2枚ぐらいです。
(051026)


02/05/15 飯田 圭織 「かおり KAORI 圭織。」

飯田 圭織

撮影:新津保 建秀

2002年05月15日発行
2,415円
発売元:ワニブックス

タイトルには、最後「。」が付きます。
飯田さんの個性的顔立ち、眼鏡姿も。
上品な写真集で、水着どころか、脚すら殆ど見えません。

やたらと紗をかけたような絵が多いのですが、その点は、あまり感心しません。
ソフトに仕上げても、飯田さんの個性は窺えない。
表紙にあるような、きついフォーカスの絵の方が、魅力的です。
(050224)


04/01/30 飯田 圭織 「エーゲ海」

飯田 圭織
相田 翔子

撮影:三浦 憲治

2004年01月30日発行
2,730円
発売元:角川書店

これもまた、上品な、ポートレート風。
美脚を見せるような絵が、数点。
胸の谷間を、わずかにうかがわせるような絵が、2点です。
表紙絵が、最もセクシーな1点かも知れない。

飯田さん的で、妥当です。
(050401)


モーニング娘。2期メンバーの 写真集

02/02/06 矢口 真里 「ヤグチ」

矢口 真里

撮影:Aiko Nakano

2002年02月20日初版発行
2002年02月06日発売
2,415円
発売元:ワニブックス

2000年までは、地味で大人しげでぽっちゃりとキュートな感じでしたが、
2001年末頃に到って変身したようです。
金髪ハデハデおねえちゃん。
ミニモニ。は、そのかわいい子振りバージョンです。
すっと尖った良い顔立ちなのに、小さいのが惜しい。

変身後の姿、この写真集の姿、今に到る姿は、何かしら、こしらえたもののような感じがします。
ドラマやミュージカルで良い役を貰えないのは、「矢口」というのが、既に一回作られた姿であるからだと感じられます。
「矢口」の上に、もう一層の役を重ねるのが難しい。
モーニング娘。を離れた今も「矢口」でやってます。
それはそれで、バラエティタレントとして使えるキャラクターですが、
もうワン・ステップ登りたいと思っているとすれば、6年間培った「矢口」を剥ぐ必要があるように思えます。
(051107)


02/03/01 保田 圭 「Kei」

保田 圭

撮影:宅間 國博

2002年03月15日初版発行
2002年03月01日発売
2,415円
発売元:ワニブックス

街角での普通の様子、普段の居部屋のような中での気取らない様子が、とても良い。
気取ったり色っぽくしている様子は、似合わない。
でも、印象に残る良い顔をしていると思います。

初期モーニング娘。は、安倍、飯田さんの存在がアイドルっぽい萌芽を見せていたけど、 コーラスグループの色が濃かったように思えます。
それが、福田さん石黒さんが抜けて、後藤さん、継いで4期が入ってきて、
すっかりアイドルグループに色変わり。
保田さんは、脇を固めるといった存在になってしまいました。
それでも「かわいいだけじゃ駄目なのよ」という保田さんの存在は大きかった。
今のモーニング娘。は、かわいい子ばかりで、かえって物足りない。
(051028)