安倍さん。 郵便局の窓口係、雨宮京子役。 地です。 地のままで役のイメージになっているのですから、 彼女に合わせた脚本と言えます。 吉郎は、以前、郵便局のバイトをしていました。 |
|
吉郎からのクリスマスイブ デートの誘いを、 仕事が忙しいと断ってしまいます。 |
|
吉郎の訃報を受ける。 |
|
吉郎の弟に呼び出されますが、 そこにはもう一人の「きょうこ」が。 |
|
石川さん。少女漫画家、安西今日子役。 気ままで気難しくてキャンキャンしていて 実はナイーブといった役でした。 良くやっていました。 コミカルな所もあって、 表向き「地」とされているキャラクターに近い。 |
|
吉郎は漫画助手のバイトもやっていて、 その脳天気な性格は センシティブな今日子の救いになっています。 弟は、どちらの「きょうこ」か分からなかったので、 二人に来てもらったと。 |
|
「わたしが、きょうこです!」 |
|
遺されたビデオテープには、 吉郎の故郷、北海道の風景が映されているが、 意図が分からない。 |
|
仕事を放り出して、 高所恐怖症の安西今日子は 列車で北海道へ向かう。 |
|
同じ列車に、 休日を利して北海道に向かう 閉所恐怖症の雨宮京子も乗り合わせる。 |
|
ビデオにあった小学校を訪ねる。 |
|
校庭には大きなもみの木。 |
|
吉郎の実家に父親を訪ねる。 校庭のもみの木は、 クリスマスの夜にそこに集うカップルは 幸せになれると伝えられていると。 |
|
吉郎がそこに呼びたいと言っていたのは、 雨宮京子なのでした。 |
|
雑誌の編集者が追いかけて来て、 連載漫画の続きを描けと今日子に迫る。 |
|
京子は、ベタ塗りなどのお手伝い。 |
|
東京に戻った京子に漫画雑誌が送られて来て、 そこには、今日子が描いた 京子の似顔絵が添えられている。 今日子:「二割がたかわいく描いてあげた」 |
|
|
|
クリスマスの前の日、 飛行機で北海道に向かう 高所恐怖症の今日子と閉所恐怖症の京子。 |
|
再び訪れた、北海道の田舎の小学校の校庭。 点灯されたクリスマスツリーに、 今日子は呼びかけます。
|
|
励まされて京子も、 小さな声でぎこちなく呼びかけます。
この声を聴かせる為に、このドラマはあった。 |