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テレビ東京、天王洲スタジオ。
- ナレーション:
- 4月某日、新メンバー決定の瞬間を待つため、
スタジオに集められたモーニング娘の10人。
- ディレクター:
- 今日、7期メンバーが決定します・・
- みんな:
- はい。
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- 新垣:
- 分からないですよ。
何か前回は、いなかったじゃないですか~。
全然なんかね、実感がないです。
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- 高橋:
- 6期メンバーは初めてでしょ?
- 田中:
- 楽しみです、れいなは。
どんな子がくるかなーって
- 道重:
- なんか、しっかりしなきゃって思う
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- ナレーション:
- まずは、これまでのオーデョションの経過を振り返ることに・・
・今から8ヶ月前(2004.08.23)、ハワイロケ中、モニターにつんくが現れ、オーデョション開催の告知
・今年1月(2005.01.09)の新メンバー決定スペシャル
- つんく:
- 合格者を発表します。
該当者、 なし。
- みんな:
- えー!
- つんく:
- もう、すぐやりたいね、次・・
エース、探さなあかん、やっぱり・・
おるよ、絶対に
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それから1ヶ月後(2005.02.06)
急遽、モーニング娘。オーデョション2005の開催が大決定。
5期の時、応募は、25,827通。
6期の時、応募は、12,417通。
今回は、21,611通。 |
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1次の書類審査を経て、2次進出 2,784名。
更に、3次進出82名。
つんくによる、モニター(ビデオ)審査を経て、4次進出5名。 |
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- 吉澤:
- 6期、初めてだよ、後輩
- 田中:
- この前は、来い!っていう覚悟が決まってた中で、
いないって言われたんで、
嬉しい反面、ショックだったんですよ
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- 道重:
- 今、一番年下なんですけど、すごい かわいがられてるのに、
その子に行っちゃったら嫌です。
(自身より年若の者が入ってくるという予想) |
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石川・高橋の間で、高橋と須磨愛との名前がかぶる話。
吉澤・新垣の間で、新垣と稲垣恵子(13)と「ガキさん」がかぶる話。 |
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4次審査。 候補者にスタジオに立ってもらって、本格的な歌審査。
- つんく:
- ほんとの意味のスター性というか、
オーラみたいなものを
今日の審査で見れたら、
ま、その次へ進む時のヒントになるかなと、思ってますね。
- 久住:
- 久住小春12歳です。中学1年生です。
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- 質問:
- ふるさとは どんな所?
- 久住:
- すごい自然がいっぱいなんで・・
空気とかもいいし・・田圃とかあって。
みんな優しいし・・
会って、みんな、結構、素通りでも挨拶してくれるし・・
- 質問:
- みんな知り合いみたい?
- 久住:
- うんうん、そうですね
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- 久住:
- すごい緊張して、声とかも小さくなりました。
ほんと恐いです、ほんとに。
落ちたくないです、絶対。
モーニング娘、なりたいから、絶対 落ちたくない。
- つんく:
- やっぱりその、厳しく、あの、この段階まで絞り込んできてたので、
えー、ま、結果的には濃い審査になったかなと いう風に思ってますね。
- ディレクター:
- 合宿?次の審査はどうなりますか?
- つんく:
- もう、いらんかなと思ってるんですけどね・・
- ディレクター:
- いらない?
- つんく:
- はい。
いつものモーニング娘やったら、ここから合宿行って、キャラクター見たいなとか。
プチフォーメーションみたいなことを組むことが目的だったんですけど、一番最初から。
まぁ番組的にはやりたいと思うけど・・
おれ、もうええかな・・
- ディレクター:
- いらない?
- つんく:
- うん
- つんく:
- そうやね、まぁ素材としては、キャラクターとして、人材としては、すごく、みんな良かってんけど。
ま、候補者、最終候補者が2、3人おったら、やっぱり最低でも合宿して、
その、協調性みたいなものを見てみたいんですけど。
ちょっと、一人、ずば抜けているので、
合宿する意味ないんかな・・
まぁキャラクター自体は全然違うんですけどね、
オーデョションのあり方というか
審査の判断の基準みたいなものは、
後藤の時とか。
なんか、あの、パンチみたいなものは感じてるんですけどね
- ディレクター:
- オーディションとしては、もうそれで決定という形に?
- つんく:
- だからもう、あれかな、最終審査をしに行こうかな・・
- ディレクター:
- しに行く?
- つんく:
- 審査しに行ったら あかんかな・・
- ディレクター:
- どちらまで?
- つんく:
- 地元まで
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- 亀井:
- 今、最後にやっと分かった
- 吉澤:で
- も、一人、大決定ってことだ
- 小川:
- そういうこと?
- 亀井:
- そういうこと
- 石川:
- 最終審査に残ったのが一人だけってこと
- 新垣:
- やっぱ、石川さんがさっき言ったことは、あてになんないってのは当たってましたね
- 石川:
- でしょ。
- 吉澤:
- 3、4人とか
- 田中:
- 5人とか言ってたのに
- 小川:
- その子が入るか入らないかで、新メンバーが決まる・・
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- 石川:
- つんくさんが、直々、その・・
- 吉澤:
- でも、だって合宿いらないって言ってんだよ
- みんな:
- 誰だろ~
- (もう、つんくが行っていると聞いて)
- 石川:
- こういうの初めてだから
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つんく、高速道路で候補者の元へ向かう。
- ディレクター:
- 今日は、先方には、スタッフが行くとしか、まだ言ってないです
- つんく:
- あ、そうなの。言うてへんのや。ビックリするんちゃう
- 現地到着。今風の建築でない、やや古風な住宅地を歩く。
当該のお宅。玄関は2間ほどもあり、カラーアルミサッシの格子の引き戸。
- つんく:
- 小春ちゃん、いますか
- 田中:
- あ、やっぱり
- つんく:
- こんちは
- 久住:
- こんちは。(奥へ向かって知らせる)つんくさん
- つんく:
- つんくさん、来ました
- 久住:
- おはようございます
- つんく:
- 最終オーディションにやってまいりました
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- つんく:
- いやー、最終オーディションまで残ってくれました。
- 父親:
- 信じられないですね。
- 久住:
- 本当、信じられないし。
だから ここまで来たら受かって欲しいです。
- つんく:
- 今回は、合宿は敢えてせずに、
合宿以上のなんか、秘めたる何かを見つけられたらいいかなと思って。
今までと違うオーディション方法を・・
突然、行ってみようと、これは、そういう方法で来てみましたけど。
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*久住は、候補が何人残っているか知らされていない。
- つんく:
- ・何人 合格すると思う?
- 久住:
- えー、3人ぐらい・・・
3人か二人かな?
- つんく:
- ・どの子が通りそう?
- 久住:
- そうですね、みんな・・・
もう5人しかいない訳だから、選べないけど・・
同い年の子が、自分入れて二人だから、二人一緒に入れるかなぁと思うんですよ。
- つんく:
- ・自分は入ってるんだ?
- 久住:
- (大笑)
- つんく:
- いやいや、それ位 自信がないとね
- 久住:
- 入って欲しいです
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小西貴雄先生、出張。 |
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音節の変わり際で、音が外れる所を指摘・ダメ出し・発声指導。 |
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(「♪少し帰るから」で、音が下がるのだけど、上がってしまうらしい) |
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- つんく:
- 分かりました。歌、OKです。分りました、ありがとうございます。
- 家族と つんくのお話し。
- つんく:
- 結構(歌の)ピッチが、僕は心配だったんですよ。
彼女が持ってるスター性というかね、 ポーンと華やかな部分というのは、すごく持ってたけど。
音が・・グシャーと飛び散るから。
歌が、やっぱり、歌手のオーディションじゃないですか。
意識をすれば治る素質のある子と、
もう音感がどうしても拾われへん子っていうのが、
これはもう、いるんですよ。
どっちかなぁと思って、今回は、ほんま、
ピアノ持って、先生に来てもらって。
僕の中では、今、ちょっと、
面白いと思ってるんですよね、すごく。
どうですか?
その、根性とか、粘り系っていう部分でね、あの子自体は?
- 父親:
- 小学校の時、授業バレー、ずっとやってましてね、
ま、あの、曲がりなりにもキャプテンてことで。
ま、いつも、私は一緒に住んでますから、
普段のそういう面は、あまり分からなかったんですけどね。
このオーデョション受けて、
かなりあの子の、どう言いますか、
根性とやる気とかそういうのを再認識・・
- つんく:
- この3、4ヶ月の間に、だいぶ変わりましたか?
- 父親:
- そうですね、オーディション受けてからっていうのは、
また、変わりましたねぇ
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- 久住:
- すごいビックリしました。
まさか、家に来るとは思ってなかったんで。
つんくさんに、結構、駄目だしをくらったんで、
ちょっと、あー、すごいヤバかったかなぁと思ったし。
(合格は)50%くらいかな・・半分くらいだと思います。
ほんと、この後の結果が、すごい心配です。
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- つんく:
- 一番最初、ページ開けた時、
2次の、まぁ1次もそうですけど、
あぁ、もう、ミラクル入ったなという感じがしてたんで。
どっちかっていうと、その第一印象が良すぎて、後半落ちていく子が多いんけど、
ま、今日も間近で見て、あぁもう完全に「4番」やなぁって言うか。
第7回ラッキー7と、今回の8回目、2回分の結果として、
えー探し求めていた「エース」
しかもミラクルタイプのミラクルエースが見つかったんで。
えー、たくさんいらないです。
もう、一人に絞り込んで、
久住小春を、合格、
1名決定で、行きます。
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- ディレクター:
- これから合格発表を、みなさんにも見守っていただきますので。
合格発表の場所まで、移動したいと思います。
新潟に・・
- みな:
- えー!
話が、全然、読めない
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- 石川:
- 今、授業やってるって事?
- ディレクター:
- 今、授業やってるんで、だから学校へ行ってもらいます。
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- 小川:
- 学校に行ったらパニックじゃないですか、学校の生徒。
- 吉澤:
- 校庭で「マンパワー」歌うの?
- 高橋:
- 校庭でか?
- 田中:
- 体育館で?体育館で!
- 藤本:
- ちょっと、楽しい~
(この前後の、小川さんの、なぜか憮然とした表情が評判になりました) |
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ヘルメット+ジャージで自転車通学。 |
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- ナレーション:
- まだ自分が合格した事すら知らない新メンバーの久住。
いつも通り、学校で勉強に励みます。
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- 高橋:
- VTR見てて、あっ この子かわいいって
言った子だったので、ちょうど。
あ、この子なんだって言う
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- 新垣:
- 12歳じゃないですか。
私が入った歳と一緒なんですよ、全く。
12歳で13歳になる年だったんですよ。
一緒だなーと思って
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- 亀井:
- 絵里達も入る時に、
モーニング娘に会うってだけでね、
すごい緊張したんで。
何だろう、逆じゃないですか、次は。
だから何か、どんな感じなんだろうって思うけど。
楽しみは楽しみだよね。
- 道重:
- うん
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- 紺野:
- 普通に、何も知らないで普通に学校に行ってるわけですよね。
今、今日ドッキリで来るなんて、
- 小川:
- 何にも思ってないのに、うちらが行くんだよ
- 紺野:
- ね
- 小川:
- すごくない?
- 紺野:
- びっくりだよ
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- 田中:
- ハロモニ。見てたんで、途中経過とか。
この子、受かりそうやねと思って。
多分、若い子っぽいなって思ってたんですよ。
予想的中でした。
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- 石川:
- 卒業する前に、新しい子が決定して、
良かったのかもしれないなと思って。
今までにない顔ですよね、
と思った。
早く直接会って・・
映像見ただけじゃ分かんないんで、
直接会って、話してみてって感じですかね。
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- ナレーション:
- そして、ついにむかえた放課後。
何も知らない生徒たちが全校集会のために体育館に集合します。
その中には、普段と違う雰囲気に戸惑う彼女の姿が。
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- テレビ東京松丸友紀アナ:
- テレビ東京のハローモーニングという番組で、
スタッフがこちらへうかがっています。
と、言いますのも、実はですね、 モーニング娘オーディション2005というのが、今、開かれていて、
みなさんの仲間である、久住小春さんが、
そのオーディションに応募してくださったんです。
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オーディションの経過をVTR放映。 |
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久住、壇上へ。
- 久住:
- えーと、こんなに受かると思ってなかったので
ほんとビックリです。
- アナ:
- まだ最終結果知らないんですもんね?
- 久住:
- 知りませんでした
- アナ:
- (VTRで発表という段取りです)見たくない気持ちもありますか?
- 久住:
- 見たいです。
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- つんく:
- 北辰中学校の皆さん、始めまして、つんくです。
第7期のモーニング娘のエースを探してまいりました。
そして数々の沢山の方が受けてくれましたけども、
今回、なんと、モーニング娘の新メンバー決定いたしました。
皆さんの前で発表したいと思います。
えー、北辰中学の1年生、久住小春、大合格です。
彼女1名です。
- 久住:
- えーと、いっぱい受けたのに
自分だけしか受からなかったんで、ビックリです。
- モームスメンバーに言いたいこと?
- 久住:
- これから同じメンバーとして仲良くしてください。
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- 吉澤:
- 久住小春ちゃん、
モーニング娘7期オーディション合格、 おめでとうございます。
- 久住:
- これからモーニング娘になって、
ダンスとか歌とか一生懸命やるので、
色々迷惑かけるけど、よろしくお願いします。
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ミニライブを見る。
・ザ☆ピース! ・ザ・マンパワー!!! |
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- 吉澤:
- すごい初々しい あのジャージ姿
- 石川:
- 今度、あたし達の新曲・・あ、私、いないんだ。
ジャージで、一回、新曲出させてよ
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- 久住:
- すごくビックリで泣きそうでした。
でも、モーニング娘さんも来てくれて、すごく嬉しいです。
これから、ダンスも歌も他の人に負けないくらい頑張って、
早く、モーニング娘の一員として、頑張りたいです。
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