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- アナ：
- スタジオは、リハーサルに突入。
歌に集中するメンバー達。
当然、この時、３人合格の結果を知る者は、
誰もいなかった。
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- 田中：
- ふっ。（カメラを見て微笑）
- アナ：
- こんな所にも、リハーサルの模様は映っていました。
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- 田中：
- え、これ、今？ 今？
- スタッフ：
- リハーザル。
- 田中：
- あ、すごーい。なんか、泣きそう。
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- 道重：
- え、何、これ？ ジャッシー？って読む？
- スタッフ：
- 分かんない。
- アナ：
- こちらは、衣装が気になるご様子の道重。
- 道重：
- ジャッシー。
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- スタッフ：
- モーニング娘。が、今、リハーサルしてる。
- 道重：
- 何のですか？
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- アナ：
- リハーサルの映像が流れ出すと、
石のように固まってしまった、彼女。
まばたき一つ、しません。
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- 道重：
- え、終り？
え、今の、リハーサル？
あー、余りにも見入ってしまった。
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- 道重：
- てか、いっつも思うんですけど、
ここにいるぜぇって、何か、
筋肉痛になりそうなダンスだなと思う。
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- アナ：
- こちらは、別室の亀井。
慣れない衣装が気になっているのか。
- スタッフ：
- どうですか？
- 亀井：
- 何か、変わった。
メイクすると顔が変わる。うふ。
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- スタッフ：
- メイクしたのとメイクしないのと、どっちが好きなん・・
- 亀井：
- した方が好き。
何か、ぱっとする。
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- アナ：
- 田中も、何かが気になっていた。
- 田中：
- あのー、もう一個、言っていいですか？
- メイク：
- はい。
- 田中：
- あんまり、こぉ、ぎゅっと、上げ、
上げないほうがいいんですよ。
目が、吊りあがるから。
- メイク：
- こぉやって、じゃぁ。
- 田中：
- こ、ん？
- メイク：
- こぉ、こぉやって、わたしが、こぉやってる時に、
上がらないように、こぉやって押さえてて。
- 田中：
- はい。
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- メイク：
- うん、そうそう。
- スタッフ：
- （笑）
- 田中：
- 何か、よくお母さんに、
- スタッフ：
- うん。
- 田中：
- あの、近くで、遠くで見たら、
ちょっと、あれ、切れてる顔っていうか、
そんな感じなんですけど。
- スタッフ：
- はは。
- メイク：
- 切れてる顔（笑）
- 田中：
- 近くから見たら、何か、
目の形がかわいいって言われるから、
それ、出して欲しいんですよ。
- スタッフ：
- おー。
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- メイク：
- それは、あのー。
- 田中：
- え？ あんまり言わない方がいいんですかね？
- スタッフ：
- いやいや、別にいいよ、全然。
- メイク：
- キャラ、出してください、どんどん。
- 田中：
- あ、（笑）
- アナ：
- 何事にも正直な田中。
それが彼女の個性なのかも。
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- アナ：
- スタジオは、いよいよ本番へ。
- アナ：
- カメラに背を向け、
食い入るようにモニターを見つめるメンバー達。
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- アナ：
- 新メンバーが入るということは、
彼女達にとって、それだけ重要なことなのです。
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- アナ：
- 新メンバーを受け入れる、
その心がまえを、しっかり持つことも、
モーニング娘。としての使命なのです。
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- アナ：
- 彼女達にも、覚悟は必要なのです。
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- スタッフ：
- じゃ、すいません、
ちょっと、急ぎましょうか。
本番、参りまーす。
- アナ：
- いよいよ、スタジオへ移動する、新メンバーの３人。
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- 田中：
- 歯に、詰まってんだよー。
- 道重：
- わたし、何か、ついちょる？
- 田中：
- んーんん。
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- アナ：
- 一歩一歩、
あこがれのモーニング娘。へと近づいていきます。
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合宿の紹介
夏先生の指導、説教場面。
- アナ：
- 反応が薄く、不器用な彼女達と、
全身で向き合おうとする先生達。
- 菅井先生の田中指導、説教場面。
- アナ：
- 涙を流す先生の姿は、メンバーの心を熱くした。
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- 道重：
- あー、緊張する。
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- アナ：
- モーニング娘。が好き。
ただ、それだけで、ここまでやってきた３人。
この先には、憧れのモーニング娘。がいる。
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- アナ：
- さぁ、いよいよモーニング娘。と初対面です。
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