「モーニング娘。LOVEオーディション」

●特番・合宿最終日・ダンス課題発表


ナレーション:
合宿最終日。

  (練習する3人)


ナレーション:
いよいよ課題発表の時がやって来ました。
発表は、ダンスから行うことになっています。


ナレーション:
静かではありますが、その表情から

ナレーション:
彼女達の気迫が感じられます。

夏:
おはようございます。
三人:
おはようございます。
夏:
いよいよだね。練習した?

夏:
わたしが緊張しちゃうよね。

夏:
えーと、これは、

夏:
ここで踊ることが、どういう意味だか、わかるよね。

夏:
わかる?

夏:
短い、短い稽古期間だったけど、
昨日とおとといで、勉強して練習したことを、
今日、ここで踊って、
君達の将来が決まるってことだ。

夏:
昨日とおとといで、勉強して練習したことを、
今日、ここで踊って、
君達の将来が決まるってことだ。

夏:
よし、じゃ、気合入れて行こう。
もしかしたら、

夏:
落っこっちゃった人には、会えないじゃん、もう。
亀井:
(yes)

夏:
受かった人には会えるけど。
落っこっちゃった人には、もう会えないので。

夏:
たった三日間だったけど、

夏:
また、夏と会って、また、夏の踊りが踊れるように、

夏:
がんばりなさい。
田中:
はい。
道重:
はい。

夏:
今日で、ちょっとだけ、一個の将来、決まるからな。
精一杯頑張って。
じゃ、もう、やろう。
はい、じゃ、3人で、気合、入れて。

亀井:
なにする?
田中:
何か、汗が。
道重:
ねー汗が。
亀井:
汗がすごい。

道重:
やる?
田中:
どうしよう。







ナレーション:
12,417名の中から選ばれた彼女達。
果して、その成果を十分に出しきることが出来るのか。

三人:
お願いしまーす。









夏:
どうだった?
悔いはないって感じ?

夏:
夏も、また会えるように祈っている。

夏:
えーと、ほんとは、ここで、
多分、会えなくなっちゃう人もいるから、

夏:
じゃーねとか、言ったらいいのかも知んないけど、

夏:
合格したら、

夏:
握手しよう。

夏:
3日間、おつかれさまでした。
午後の歌、頑張って。
おつかれっした。(拍手)
道重:
ありがとうございました。
二人:
・・・ました。

ナレーション:
一つの課題を終えた彼女達

道重:
行く?



三人:
ありがとうございました。

ナレーション:
感謝の気持ちを表現できず、
ただただ泣き、立ち尽くす3人。
しかし、これが、不器用な彼女達にとっての、
最大の感謝の気持ちなのかも知れません。

夏:
あの、みんながさ、緊張、
すっごい、あんなに緊張して、
一生懸命、練習してんの、夏は、初めてみたよ。

夏:
もっと早く、そうすれば良かったのに。

夏:
そしたら、もっと上手になってたよ。

夏:
今ぐらい緊張感持って、

夏:
今ぐらい一生懸命練習したら、
もっともっと上手になれるよ。

夏:
ずっと泣いてたら、行けなくなっちゃう。
行くぞ。
じゃぁ、モーニング娘。になった時に会おう。
じゃね。

道重:
ありがとうございました。
亀井:
・・・ございました。
田中:
・・・ました。
夏:
ばいばい。
道重:
さよなら。
夏:
えへへへ。

ナレーション:
こうして彼女達は、合宿先を後にし、
もう一つの課題である歌の収録に挑みました。

2003.01.19「特番」より