|
- ナレーション:
- 合宿最終日。
|
|
(練習する3人)
|
|
|
|
- ナレーション:
- いよいよ課題発表の時がやって来ました。
発表は、ダンスから行うことになっています。
|
|
|
|
- ナレーション:
- 静かではありますが、その表情から
|
|
- ナレーション:
- 彼女達の気迫が感じられます。
|
|
- 夏:
- おはようございます。
- 三人:
- おはようございます。
- 夏:
- いよいよだね。練習した?
|
|
- 夏:
- わたしが緊張しちゃうよね。
|
|
- 夏:
- えーと、これは、
|
|
- 夏:
- ここで踊ることが、どういう意味だか、わかるよね。
|
|
- 夏:
- わかる?
|
|
- 夏:
- 短い、短い稽古期間だったけど、
昨日とおとといで、勉強して練習したことを、 今日、ここで踊って、
君達の将来が決まるってことだ。
|
|
- 夏:
- 昨日とおとといで、勉強して練習したことを、
今日、ここで踊って、
君達の将来が決まるってことだ。
|
|
- 夏:
- よし、じゃ、気合入れて行こう。
もしかしたら、
|
|
- 夏:
- 落っこっちゃった人には、会えないじゃん、もう。
- 亀井:
- (yes)
|
|
- 夏:
- 受かった人には会えるけど。
落っこっちゃった人には、もう会えないので。
|
|
- 夏:
- たった三日間だったけど、
|
|
- 夏:
- また、夏と会って、また、夏の踊りが踊れるように、
|
|
- 夏:
- がんばりなさい。
- 田中:
- はい。
- 道重:
- はい。
|
|
- 夏:
- 今日で、ちょっとだけ、一個の将来、決まるからな。
精一杯頑張って。 じゃ、もう、やろう。
はい、じゃ、3人で、気合、入れて。
|
|
- 亀井:
- なにする?
- 田中:
- 何か、汗が。
- 道重:
- ねー汗が。
- 亀井:
- 汗がすごい。
|
|
- 道重:
- やる?
- 田中:
- どうしよう。
|
|
|
|
|
|
|
|
- ナレーション:
- 12,417名の中から選ばれた彼女達。
果して、その成果を十分に出しきることが出来るのか。
|
|
- 三人:
- お願いしまーす。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
- 夏:
- どうだった?
悔いはないって感じ?
|
|
- 夏:
- 夏も、また会えるように祈っている。
|
|
- 夏:
- えーと、ほんとは、ここで、
多分、会えなくなっちゃう人もいるから、
|
|
- 夏:
- じゃーねとか、言ったらいいのかも知んないけど、
|
|
- 夏:
- 合格したら、
|
|
- 夏:
- 握手しよう。
|
|
- 夏:
- 3日間、おつかれさまでした。
午後の歌、頑張って。
おつかれっした。(拍手)
- 道重:
- ありがとうございました。
- 二人:
- ・・・ました。
|
|
- ナレーション:
- 一つの課題を終えた彼女達
|
|
- 道重:
- 行く?
|
|
|
|
- 三人:
- ありがとうございました。
|
|
- ナレーション:
- 感謝の気持ちを表現できず、
ただただ泣き、立ち尽くす3人。
しかし、これが、不器用な彼女達にとっての、 最大の感謝の気持ちなのかも知れません。
|
|
- 夏:
- あの、みんながさ、緊張、
すっごい、あんなに緊張して、
一生懸命、練習してんの、夏は、初めてみたよ。
|
|
- 夏:
- もっと早く、そうすれば良かったのに。
|
|
- 夏:
- そしたら、もっと上手になってたよ。
|
|
- 夏:
- 今ぐらい緊張感持って、
|
|
- 夏:
- 今ぐらい一生懸命練習したら、
もっともっと上手になれるよ。
|
|
- 夏:
- ずっと泣いてたら、行けなくなっちゃう。
行くぞ。
じゃぁ、モーニング娘。になった時に会おう。 じゃね。
|
|
- 道重:
- ありがとうございました。
- 亀井:
- ・・・ございました。
- 田中:
- ・・・ました。
- 夏:
- ばいばい。
- 道重:
- さよなら。
- 夏:
- えへへへ。
|
|
- ナレーション:
- こうして彼女達は、合宿先を後にし、
もう一つの課題である歌の収録に挑みました。
|