「モーニング娘。LOVEオーディション」

●特番・合宿二日目ダンスレッスン - 2



夏:
歌いながらやった方が、絶対、覚えられるから。
カウントで踊るわけじゃなくて、
みんなは、ダンサーになるわけじゃなくて、モーニング娘。、なるだろ。
という事は、歌って踊れないと駄目だから。
歌いながら、踊りな。
行くよ。


三人:
♪最初のデートの帰り道


夏:
あのさー、ちょっと待って、
あの、私が言ってる事は、聞こえてる?
三人:
・・・


夏:
私が言ってる事は、田中と亀井と道重には、聞こえていますか。
三人:
はい。
夏:
はい、それで、さっき、ここで、4人でお話しました、座って。
何て、言われましたか。
三つぐらい言いました。ひとつずつ言ってってください。


田中:
あいさつをする。
夏:
はい、挨拶をしよう、ね。1個。


夏:
はい、次。
亀井:
・・・・踊る。
夏:
はいよ、歌いながら踊る。そうだね。


夏:
はい。
道重:
・・・・


道重:
・・・・


夏:
思い出した、よし。
道重:
返事をする。
夏:
ん?
道重:
返事をする。
夏:
返事をする、だよな。
分かった。


夏:
じゃーあ、もっと、いっぱい、いろんな事言ったんだけど、
目を見て、ちゃんとお話しましょう。
もっと、声を大きく出しましょう、って言ったんだけど、


夏:
今、みんなが覚えてた、三つだけでいいや。


夏:
その三つだけやれば、


夏:
夏は、ちゃんと踊りを教えてあげるよ。


夏:
その、でも、三つを出来なかったら、教えてあげられない。
いいね。
この三つは、やるって、約束して。


夏:
約束できなかったら、今、言って。
約束できる人?
できない人?
人、いない。
ここには、人がいなかった。
いない、誰もいなかった、ここには。



亀井:
できます。
夏先生、できます。







ナレーション:
夏先生の質問に対し、
何も答えない3人。
夏先生は、無言で、レッスン場を後にします。



三人:
夏先生、
夏:
はい。
三人:
約束できます。
夏:
約束できる。


夏:
国語の勉強しようぜ。
約束を、の次に来る言葉は、何?約束を、
亀井:
まもります。
夏:
そう、守るのね。
約束を、守る、うん。
じゃ、約束、守ってよ。
亀井:
はい。



夏:
今、歌ってた人?

ナレーション:
約束したにもかかわらず、
声を出して歌わなかった3人。


ナレーション:
失望する夏先生。
しかし、先生は、それでもレッスンを続けました。



亀井:
モーニング娘。に、
なりたいと思って、
でもね、


亀井:
夏先生には、全然、それが伝わらなかったっていうのが、
何か、情けないっていうか、
??です。

ナレーション:
涙にむせぶ亀井。
どうやら自分のふがいなさを反省しているようです。


ナレーション:
その一方で田中は、前向きに事態を把えていました。

田中:
踊れん。
何か、体が重い。


田中:
でも、明日また、ダンスレッスンあるじゃないですか?
それまでに、ちゃんと、今日、覚えて、
夏先生に、ちゃんと踊れてるとこ、見せれたらいいなーって。


道重:
今日、全然、
踊れなかったから


ナレーション:
感じ方は、三者三様。
しかし、元気のない様子をみると、
3人とも反省はしているようです。

2003.01.19「特番」より